みなさん、こんにちは!
杉並区巻き爪矯正センターの院長、小池研身です。
「巻き爪をできるだけ自分で治したい」という方は少なくありません。忙しさや費用の面を考えると、まず自分で対処したいと思うお気持ちはよくわかります。しかし巻き爪は、状態によってセルフケアが適している場合と、専門治療が必要な場合がはっきり分かれます。間違った対処をすると悪化するケースも多いため、症状を正しく見極めることが大切です。
自分でケアできる「軽度の巻き爪」とは?
次のような状態であれば、ご自宅でセルフケアが可能なケースが多いです。
- 爪の巻き込みがそこまで強くない
- 赤み・腫れ・膿・出血がない
- 歩行時の強い痛みがない
- 爪が皮膚の浅い部分だけに当たっている
この段階であれば、以下のセルフケアが有効な場合があります。
● コットン・ガーゼ法
爪の端に小さくしたコットンを挟み、皮膚への食い込みを和らげます。
● テーピングで皮膚を外側に誘導
指の皮膚を外側へ軽く引くように貼ることで、爪の圧迫が軽減します。
● 市販の補助具(リフトシール・クリップなど)
軽い巻き爪に効果が期待できるものもあります。ただし、爪の厚みや形に合わないものを使うと逆効果になるため注意が必要です。
セルフケアでは悪化しやすい危険な症状
以下の症状がある場合、セルフケアでは治らず悪化する恐れがあります。
- 赤く腫れている
- 出血・膿がある
- 肉芽(赤いできもの)ができている
- 歩くのがつらいほど痛い
- 爪が深く皮膚に刺さっている
これらは炎症や感染のサインです。無理に爪を切ったり、市販グッズで刺激を与えたりすると症状を悪化させてしまいます。まずは皮膚科での診察をおすすめします。
専門治療院でできる巻き爪ケアとは?
炎症がなく、歩行に支障がない巻き爪であれば、巻き爪矯正の専門院での施術が適しています。当センターでは、爪を切除せずに矯正する「ツメフラ法」を採用しています。
- 爪を傷つけず痛みが少ない
- 施術直後から負担が軽くなる方も多い
- 爪のカーブを整えて再発予防にも役立つ
- 軽度〜重度まで幅広く対応
爪の状態に合わせて細かく調整するため、安全性が高く、初めての方でも安心して受けていただけます。
「病院」「専門治療院」「セルフケア」の判断基準
| 状態 | おすすめの対処 |
|---|---|
| 赤み・腫れ・出血・膿・肉芽がある | 病院(皮膚科)へ |
| 炎症はないが痛みがある | 専門治療院へ |
| 軽度で痛みも少ない | セルフケアも可能 |
迷ったときは早めにご相談ください
巻き爪は、初期であればセルフケアで改善することもありますが、症状が進むと悪化しやすくなります。
杉並区巻き爪矯正センターでは、セルフケアのアドバイスから矯正施術まで、お一人おひとりの状態に合わせたサポートを行っています。「自分で治せる状態なのか知りたい」という方も、どうぞお気軽にご相談ください。