巻き爪は「足のトラブル」と思われがちですが、
実は ストレス・不安・生活リズムの乱れ といった“心の状態”が
巻き爪の悪化や痛みの増幅に関係する場合があります。
あくまで「精神疾患が巻き爪を起こす」という話ではなく、
精神的な負荷が巻き爪を悪化させる要因になり得るという意味です。
■ 1. ストレスで「爪の乾燥・血行不良」が起きやすい
精神的なストレスが続くと、自律神経が乱れやすくなります。
すると、
・末端の血流が低下
・爪の水分量が減る
・爪が硬くなる
結果として、
巻き込みが深くなりやすい環境が整ってしまいます。
特に冬は冷えやすく、ストレスと冷えのダブルパンチで悪化しやすい時期です。
■ 2. 精神的疲れ → ケアの後回し → 痛みの悪化
心が疲れていると、こんな傾向が出やすくなります。
・爪切りのタイミングを逃す
・合わない靴を“まあいいか”と放置
・足浴や保湿ができない
・痛みがあっても受診を先延ばしにする
すると、
気づいたときには赤く腫れて歩けないレベル…
というケースも実際に少なくありません。
セルフケアのアドバイスについて
爪ケアの重要性は理解していても、精神疲れが強い方は、セルフケアのアドバイスについても配慮が必要です。
必ず行うことを強要せず、まずは気が向いた時に行うことから、お伝えするのが良いかと思います。
自分で気軽にできるケアは何か、少し考えていただき、出来なくても自分を責めないようにお伝えしてみましょう。
施術者も毎日、ケアが出来ているわけではないこともお話すると、気持ちが少し楽になると思います。
お声がけを少しだけ配慮して、少しずつケアが出来るのを見守っていきましょう。
