冬になると「巻き爪が痛い」「爪が切れない」「食い込みが強い」
このご相談が、東京では毎年増えます。
では、なぜ“冬だけ”痛みが強くなるのでしょうか。
今回は「爪と冬」をテーマに、東京で相談が増える理由と「足浴」のすすめをご紹介します。
冬は指先の血流が落ちる → 爪が硬くなる
冬は足先が冷え、血流が下がります。
血が巡らない=爪の水分量が下がり、弾力が減ってしまいます。
硬い爪は、皮膚に刺さりやすく、ちょっとした刺激でも痛みが出やすい状態です。
- 爪が割れやすい。爪の保湿をしていない方は爪の乾燥が進む。乾燥により、爪が硬くなる。
- 食い込みが増える。歩くだけでズキッと痛む。
「冬は痛い」の声は、このメカニズムから起きています。
冬は靴下の重ね履きで“圧迫”も起こる
東京の冬は底冷えがします。
年配の方ほど “冷え対策” で
靴下やタイツを重ね履きされる方が多いのですが…
重ね履きは指先を横から押し込む圧になり
巻き込みを強めてしまうことがあります。
冬のNG行動
- 爪を短く切りすぎる(深爪)
- 足先が冷たいのにそのまま寝る
- 厚手ソックスの重ね履きで圧迫
この3つは “冬の巻き爪” を悪化させる代表的な行動です。
特に大事なのが「足浴」
冬の巻き爪ケアで、一番効きやすいのは “温める” こと。
足浴(フットバス) は、指先の血流が上がり
爪の水分も戻りやすくなるので、柔らかさが出てきます。
→ 柔らかい爪は “切りやすい・刺さりにくい”
だから
- 爪切り前の足浴
- 夜の足浴習慣
これは、冬の巻き爪にはとても理にかなったケアです。
「硬いまま無理に切る」のが一番危険です。
ツメフラ法では、「足浴」はとても大事な工程の1つです。
ご自宅でできる基本ケア
- 夜はフットバス(足浴)で温める
- 入浴後に保湿オイル・クリーム
- 爪切りは“柔らかいタイミング”で
たったこれだけでも、冬の痛みの強さは変わります。
痛みが出ているなら早めの相談を
冬は、痛みが出てから来店される方が特に多い季節です。
- 歩くたび痛む
- 爪が皮膚に刺さって赤い
- 爪が硬くて切れない
この状態なら、ひとりで悩まずご相談ください。
冬は巻き爪が悪化しやすい季節です。
早めのケアで“痛む前”に予防していきましょう。