【11月 巻き爪症例 報告】子どもの巻き爪について

  • 小学生

(初診) 2021年9月 小学5年生

(巻き爪歴) 2018年 小学2年生

(巻き爪治療) 皮膚科にて窒素で焼く。膿を出していた。3カ月に1回を繰り返していた。

2020年から整形外科に行き、コットンを入れるようになった。

(足病変)   外反母趾(右足)

小学校では登校時の靴が決まっていたが、外反母趾のため。学校に許可をもらい

マジック付きの靴で登校していた。娘様が爪や外反母趾があるので、ネットで色々と調べており、とても詳しいお母様でした。

(1回目) 2021年9月 ツメキャップ10mm0.6装着

後日、お母様から体育の水泳の時間にツメキャップが取れそうになったこと・爪が割れそうだという連絡が入りました。装着しているツメキャップが矯正力強すぎると、報告もあり、すぐツメキャップを外すようにとお伝えました。

ツメキャップ10mm0.6から0.5に無料で変更することを伝え、了承してくださいました。

入荷してからご自宅に連絡を入れ、2回目のご来店日時を決めました。

(2回目) 2021年10月 ツメキャップ10mm0.5装着

10月中旬過ぎにお越しになり、ツメキャップ10mm0.6から0.5に交換しました。違和感がなくなり、お帰りになりました。その後、なくした時のため、予備のツメキャップ10mm0.5を2個、購入していただきました。

(1回目と2回目の写真)

(反省点)

小学生の子供の爪を初めて矯正し、とても薄いので0.6では矯正力が強すぎた事を反省しました。(在庫で10mm0.5がなかったのですが、別の方法があったのではと、反省しました)

また水泳の時間、サージカルテープをぐるぐる巻いても外れそうになることを知りました。

それからは、水泳の授業がある日は、外してもらうことにしました。

  • 中学生

(初診) 2018年12月 中学1年生

(巻き爪歴) 2017年 小学6年生

(巻き爪治療) なし

(足病変)  なし

(足の特徴) 第2趾が長い

*巻き爪により親指の痛みがあり、歩くことが大変だったそうです。

(1回目)右親指ツメキャップ17mm0.6装着  左親指ツメフラ17mm

*施術前の写真・サージカルテープ装着前の写真がなく申し訳ございません

(2回目)  施術前   ツメキャップ・ツメフラは外れていました

(2回目)  施術後   ツメフラ装着

(右親指) ツメキャップ17mmから    (左親指)

ツメフラ17mm0.7を装着

前回と同じツメフラ17mm0.7を装着

爪の両端が食い込むタイプの巻き爪です。もう1mm幅の狭いツメフラを装着したい気持ちはありました。しかし、薄い爪ですので、今後のケア次第で矯正されることを期待し、終了となりました。写真を見てもわかりますが、爪が少し伸ばしすぎて、黄線がぼやけています。

もう少しだけ爪を短く切ることを提案はしました。右第2趾爪内側は皮膚に少し刺さり、皮むけしています。(爪に切り方はキレイです)

その後、お住まいの近くにもツメフラ矯正を行う店舗ができたので、そちらを案内しました。

( まとめ )

当店のお客様の層は70代以上が大半を占め、お子様の巻き爪でのご来店は非常に少ないです。子供の爪、特に小学生の爪は薄いので、ツメキャップ・ツメフラは0.5のサイズを用意が必要だなと感じました。開発者の鈴木先生のブログで、子供に対して巻き爪に手術を行う事への警鐘を綴っている回があります。未来ある子供の足爪が健康であるように、爪のケアについて伝えていきたいと思います。ありがとうございました。