【11月コラム】冷えと血流ケアで冬の巻き爪トラブルを防ぐ方法とは

みなさん、こんにちは!
杉並区巻き爪矯正センターの院長、小池研身です。


11月に入り、朝晩の冷え込みが強くなってきました。この時期は、巻き爪の痛みが悪化する方がとても増えます。その理由は——「冷え」によって血流が低下し、爪や皮膚の状態が不安定になるからです。

巻き爪と冷えは一見関係がなさそうですが、実は深くつながっています。ここでは、11月から意識したい“冷えと血流ケア”のポイントをまとめました。


■ なぜ冷えると巻き爪の痛みが出るのか?

冷えによって血行が悪くなると、

  • 爪の伸びが悪くなる
  • 皮膚が硬くなる
  • 足指がむくむ
  • 筋肉がこわばり歩き方が変わる

といった変化が起こります。

これらが積み重なることで、「爪が食い込む」「炎症が起きる」「痛みが出る」といった巻き爪トラブルにつながります。特に、朝の気温がぐっと下がる11月〜12月は注意が必要です。


■ 今日からできる冷え対策①

足首・ふくらはぎを温める

足の冷えを改善するためには、まず 足首・ふくらはぎを温めることが最重要 です。ふくらはぎは “第二の心臓” と呼ばれるほど血流を戻すポンプの役割をしています。

◎ おすすめ対策

  • 夜は5〜10分の足湯(38〜40℃のぬるめがベスト)
  • お風呂上がりはすぐに靴下を履いて保温
  • 寝る前に足首を左右にゆっくり回す
  • カーフスリーブ(ふくらはぎサポーター)も効果的

毎日小さな習慣を続けることで、足の温度は確実に変わります。


■ 今日からできる冷え対策②

つま先を動かす「足指ほぐし」

血流を良くするには、筋肉を動かすことも大切です。特に巻き爪の方は足指の筋肉が硬くなりやすく、さらに冷えやすい傾向があります。

◎ やり方(1日1分)

  1. 手で足指を1本ずつ軽く回す
  2. 足指の間に手の指を差し込み、ゆっくりグルグル回す
  3. 足裏を手のひらで軽く押し流すようにマッサージ

簡単ですが、足先がじんわりポカポカしてきます。


■ 今日からできる冷え対策③

正しく歩く習慣をつける

実は、歩行不足は血流低下の大きな原因。足指をしっかり使った歩き方を意識すると、巻き爪予防にも大きく役立ちます。

◎ 正しい歩き方のポイント

  • かかと → 足裏 → 親指の順に体重を乗せる
  • 歩幅はいつもより少し大きめ
  • スマホを見ながら歩かない
  • 10〜15分のウォーキングでも十分効果あり!

歩行で足の筋肉が動くと、自然と血が巡り、足先の冷えも改善されていきます。


■ 巻き爪矯正を受けると血流改善の効果も?

巻き爪が強く食い込んでいると、痛みをかばって歩き方が崩れ、ふくらはぎの筋肉が硬くなる → さらに血流が悪くなるという悪循環が起こります。

当センターの矯正は、

  • 爪を傷つけずに広げる
  • 矯正後すぐに歩ける
  • 痛みの軽減が早い

ため、正しい歩行に戻りやすくなり、結果として 血流改善につながる方が多い です。冷えで痛みが出やすい冬こそ、矯正の効果を実感される季節でもあります。


■ 11月〜冬にかけて意識したいまとめ

  • 足首・ふくらはぎを温める
  • 足指のほぐし&ストレッチ
  • 正しい歩行で血流アップ
  • 痛みがある巻き爪は早めに矯正を

冷えが本格化する前にケアを始めることで、この冬を快適に過ごせます。巻き爪でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。